女子アナ

「タコハイ」CMの田中みな実がなんとも滑稽な「違和感の理由」がわかった!

 3月に発売されたアルコール飲料「こだわり酒場タコハイ」。キャラクターは田中みな実だ。居酒屋のカウンターで「タコハイって何味なの、って思うよねえ」と、お隣りの梅沢富美男に問いかける。「何味? 何味?」と梅沢が乗ってくると、ゴクッゴクッとひと口飲んで「ン、ア~、って味!」とやる、あのCMだ。問題はそのあと、カメラ目線で「サントゥリー」と、いかにもネイティブな感じで言うので、印象に残っている人は多いのでは。

 当初も話題になったが、売れ行き好調なのか増産したのか、最近またCMを見かけるようになった。田中の「サントゥリー」になんとも言えない違和感があったが、一部では「さすが帰国子女」「ミドルネーム、エイミーは伊達じゃない」と絶賛する声もあり、おかしいと思っていたのは自分だけか、と思ったのだ。

 ところが最近、その「違和感の原因」が判明した。そもそも「サントリー」の社名は創業者の名前「鳥居信治郎」の鳥居に、当時主力商品だった赤玉ポートワインの赤玉が「太陽(サン)を表わしていることから、サン+鳥居でサントリーとなったものなので、そもそも英語でもなんでもなく、英語風に言うなど、ちゃんちゃら可笑しいのだ。

 ちなみに、ブリヂストンも創業者の名字である石橋から「橋(ブリッジ)+石(ストーン)」、関西発祥の書店「ジュンク堂」は創業者の工藤淳(クドウ・ジュン)からつけられたもの。「GU」は「自由」から、「TOTO」は東洋陶器から、「アスクル」は翌日に商品が届く=明日来るから、「キッコーマン」は地元・千葉の「亀甲山(かめがせやま)」の「亀甲」に「鶴は千年、亀は萬年」を組み合わせた等々。

 そもそも英語でもなんでもないものを、いかにもなネイティブ発音で「サントゥリー」とやるから滑稽だったのだ。誰か、田中エイミーみな実に伝えてやって!

(堀江南)

カテゴリー: 女子アナ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論