遂に「本性」を現した。6月6日の楽天戦で4打数ノーヒットに終わった助っ人シェルドン・ノイジーに「もう我慢できひん」と、阪神・岡田彰布監督が怒り心頭なのだ。
1回1アウト三塁のチャンスで、外角に逃げていくボール球の変化球で空振り三振に倒れると、その後も内野ゴロ三つと、完全に精彩を欠いた。試合も1-4で負けたことで、岡田監督は報道陣の質問にブチ切れ。
「立っといたら全部、フォアボールやんか! そんなんお前、何十回目よ」
ただ、打順変更の可能性を聞かれると、
「そんなん言われへんよ」
球団OBも頷きながら、
「岡田監督の本性が思い切り見えましたね。近日、打線を変更するか、ノイジーを2軍降格させることを考えるでしょう」
怖いのは「第2弾、3弾」と続いてしまうことだ。
「2004年から2008年までの第一次政権での岡田監督は、ブチ切れたら誰も止められないくらい荒れて、昇格降格がメチャクチャになることがありましたね。選手間では『こっちに理解は示すけど、暴走したらどうしようもない』と恐れられていたのです。当時と違い、今の若手選手は大した耐性もないので、前回の監督時代のように暴走したら、振り回されて試合どころではなくなる」(前出・球団OB)
「どんでんの悪夢」が、今から心配である。