「お前が言うか」
日曜の朝、視聴者から総ツッコミを食らったであろう、EXIT兼近大樹。兼近は6月11日の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演すると、著名人らに対する暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで警視庁に逮捕された前参院議員ガーシー容疑者との「接点」を明かした。
「1年ぐらい前にオヤジがガーシーのファンになったという時期があって。『何、その人?』というところからのスタート。『ガーシーが国を変えてくれる』ってオヤジが言ってて。さすがにそれはないぞと思って」
兼近の父親がガーシーに傾倒していたというのだ。さらに兼近は、暴露系ユーチューバーに対して、
「人から聞いたのをそのまま言う人もいて。そういう人たちも(ガーシー容疑者と)やっていることが近い。それで人の人生が変わることもあるのに。全部、疑問に思っていて」
日本を震撼させた広域窃盗事件の指示役「ルフィ」との交友関係を棚に上げた「説教モード」が気になって仕方がなかった人は多かろう。
この発言に先立ち、YouTube動画で松本人志を批判する発言をしたオリエンタルラジオ・中田敦彦の話題にも触れようとした際には、MC東野幸治から「イジるのはWコージだけでエエねん。兼近はこっちに来るなって。蛇の道やねん」と待ったがかかった。放送作家がこれに頷く。
「東野が止めたのは当然でしょう。EXITを支持する若い世代は知らないでしょうが、30代以上の視聴者には、EXITのチャラ男トークは、オリエンタルラジオ・藤森慎吾のネタの拝借に見えてしまうんです。その相棒の中田批判はなかなかできない」
予想通りと言うべきか、ネットニュースのコメント欄には、兼近に対する辛辣なコメントが並んだ。兼近が犯罪について意見するには、難しい問題があるようだ。