周囲に敵を作りつつも、いまだにバラエティ番組に出演しているのが、歯に衣を着せぬトークが売りのデヴィ夫人(74)。今年1月にバラエティ番組の収録中に素人女性をビンタし、女性が被害届を出す騒動となった。さらに、一緒に番組に出演していた西川史子(43)にも飛び火。
「私が平手打ちしなければならなかったのは西川史子だったのかもしれませんね。(中略)この亀顔の女の顔を」
と、ブログで猛攻撃を加え、怒りを燃え上がらせた。
「一方の西川サイドは『これでは全てウチが悪いと思われてしまう。あくまでバラエティ番組でのことだったのに‥‥、今後は番組をご一緒することは当面なさそう』と憮然としていました」(芸能デスク)
ちなみに、バラエティ番組でのKY発言でデヴィ夫人にブログで口撃されたグラドルの小島瑠璃子(20)も「共演NG」の栄誉にあずかっている。
芸能評論家の三杉武氏がキャスティングの実態を明かす。
「昨今は折からのテレビ不況の影響もあり、以前ほど共演者に対してNGを声高に訴えるケースは減っています。あんまりNGばかりを出していると、自身が扱いにくいというレッテルを貼られて、仕事の幅を減らす可能性もあります。それでも、恋愛ざたや過去の共演した際のトラブルが尾を引くケースは絶えません」
続いて、セクシーキャラが災いしているのが、壇蜜(33)だ。
「実は、彼女は嵐と共演NG。ジャニーズと共演するためには、それなりに華があり、数字もそこそこ持っているという条件が付きますが、それ以上に大事なのがそれでいて邪魔をしないということ。その点では、新垣結衣、堀北真希、北川景子などは合格なのですが、イロモノの壇蜜とは、極力、共演を避けたいわけです」(前出・デスク)
OL層から支持を受ける壇蜜も主婦層には抵抗感が強いのが問題だという。
「嵐の松本潤や二宮和也などは壇蜜のファンのようですが、番組で共演した時にファンの主婦などから『デレデレした顔は見たくない』などと批判が殺到したため、事務所的にNGとなっているようです」(テレビ誌記者)
芸能評論家の織田裕二氏が最も異色な組み合わせとしてあげたのが、ケンドーコバヤシ(42)とドン小西(63)である。
「かつてケンコバが司会する深夜番組『キャンパスナイトフジ』にドン小西も出演していた。ところが、番組がつまらないとの理由で小西が途中で帰ってしまい、これにケンコバは大激怒。スタッフから『この話はテレビで話すなよ』と釘を刺されたことを、番組で暴露していました」
修復不能な“禍根”が解消するには、10年単位の時間がかかりそうだ。