山川穂高の性的暴行事件にチームの低迷…なにかとネガティブな話題で今シーズン前半戦を終えた西武ライオンズが、今度は笑えない「自虐ツイート」で脚光を浴びている。
最高気温30度超えが続く中、西武の本拠地「ベルーナドーム」の命名権を取得している通販会社「ベルーナ」のキャラクター「べるーにゃ」の公式SNSアカウントが、次のようにツイートしたのだ。
「ベルーナドームにおいでよ サウナ入りながらなんと野球も観られちゃうにゃ」「夏はサウナ、冬は冷蔵庫 そんなベルーナドームが大好きにゃ」。
これには「水風呂がないサウナ…(笑)」「サウナだけ全然整いません」などと冷ややかに返すユーザーが目立った。球団関係者が肩を落として言う。
「ベルーナドームは『全天候型ドーム』を売りにしていますが、要はお金がなくて密閉式ドームにできなかっただけ。風が抜けないため夏場は蒸し暑く、春先や秋は底冷えすることで知られています。選手はもちろん、首脳陣だって不平不満を口にするのはご法度。ところが今回は、大スポンサーの公式SNSがツイートしたものだから、止めようがない。山川の一件があっても命名権を返上されないだけまだマシなので、自虐ツイートの是正などできないでしょう」
それでもチームはドーム内酷暑に打ち勝ち、7月17日の試合では4本のアーチが飛び出す快勝。5年ぶりの6連勝で、前半戦を終えた。後半戦はさらに見せ場を作ってほしい。