「孤独のグルメ」などの飯テロドラマや「YOUは何しに日本へ?」「家、ついて行ってイイですか?」といった個性的なバラエティー番組で独自路線を貫くテレビ東京だが、その社員研修も独特だった。
それは「川島明の芸能界(秘)通信簿」(7月22日・フジテレビ系)でのこと。「元大人気局アナの現在の『幸せ度』を徹底調査で採点!」ということで、元フジテレビの内田恭子と松尾翠、元MBSの豊崎由里絵、そして元テレビ東京の大橋未歩、森香澄が揃った。
「局アナ時代のプライベートの話」を展開する際に、爆弾発言は飛び出した。パパラッチ、スキャンダルの対応がフジテレビとテレビ東京ではかなり違いがあることが判明したのだ。大橋が言うには、
「撮られてしまったこともあったんですけど、でも上から言われてたのは、路上キスだけはやめておきなさいって」
これに後輩の森も「言われた!」と同調。その上で、こう補足した。
「研修の時にそういう授業があって、先輩アナウンサーから『恋愛をする時にはこういうところに気を付けなさい』みたいなのが。まず最初に『路上でチューはしない』っていうのは言われました」
これには他の3人が大笑い。「真面目に言うの?」と内田が質問すると「そうです。『テレビ東京を背負っているんだから、路上でキスはしないで下さい』って」。
さらには「地下に潜れ」という「教訓」を授けられたというが、その理由は「地上には記者がいるから(デートのときは)地下に潜りなさい」だった。
「男の家に行くのはしょうがないけど、同時期に2人以上は行くな」という教えもあったそうだが、これに元フジテレビの2人は「(そういう教えは)なかった。結構、会社が守ってくれる」と。
44歳の大橋と28歳の森は16年も差があるというのに、代々「路チュー禁止」が受け継がれているとは驚き。そういえば、他局では路チュー激写スキャンダルでエライめに遭った女子アナやキャスターがいた。「しでかす」前の安全装置。誰かテレ東で「しでかした」アナウンサーがいたっけ…!?
(堀江南)