覚せい剤取締法違反などで起訴され、すでに懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けたASKA(56)は、8月の初公判で“共犯愛人”について「大事な人です」と公言した。事件の性質からして、快楽に溺れた2人の猛烈に淫らな“情事”を想像させたものだ。あれからひと月余り、今度は女の口からその詳細が語られたのである。
渦中のASKAは現在、千葉県内の病院に“クスリ抜き”の治療目的で入院を続けている。
病院関係者が話す。
「ASKAさんの入院で、初日(7月上旬)から病院は窓にカラーフィルムで目張りをするなど相当気を遣ってきましたね。そんな環境に本人も気をよくしているのか、午後3時になると中庭に出られて運動の時間になるのですが、他の患者さんと歓談したりキャッチボールをしたりとリラックスした時間を過ごしている。サインをもらった患者さんもいるそうです」
ドン底まで落ちた、かつてのスターは、少しずつ輝きを取り戻そうと試みているようだ。
一方、そんな穏やかな環境に身を置くASKAを刺激しかねない、卑猥な証言が飛び出したのは10月2日のこと。第3回公判が行われたこの日、栩内香澄美被告(37)が、愛人・ASKAとの濃厚な情事の内容をアケスケに告白したのである。
2人が逮捕された5月17日前日の彼女は、夕方から午前2時頃まで飲み会に参加し、泥酔していたという。同公判の傍聴人が語る。
「彼女は翌日にASKAと会う約束をしていたのですが、その夜、突然ASKAから〈今から行っていい?〉というメールが来たそうです。状況が状況だったので彼女は〈明日のほうがいいんじゃない〉と返信したそうですが、ASKAがあまりに食い下がるために自宅への訪問を了承したといいます」
よほど2人は情事の快楽に取りつかれていたのだろう。たとえ泥酔していようが、栩内被告は行為前に準備万端で出迎えているのだ。
「2人が性行為をするのは彼女のベッドではなく、そのつど、リビングにマットレスを2枚重ね、その上にバスタオルを敷いて作る“プレイ専用ベッド”だそうです。理由はASKAが汗かきだからで、エアコンの温度も18~20度に設定するとも。あの夜も栩内被告がまるで風俗嬢のように淡々とセッティングを終えると、午前3時にASKAが到着した。彼女はしっかりシャワーも浴びたとのことですが‥‥」(前出・傍聴人)
ASKAは性衝動を抑え切れなかったのか、シャワーも浴びずに、すでに汗まみれの体で彼女の体にむしゃぶりついたようだ。
栩内被告は午前4時から6時まで続いた情事の全貌についてこう証言した。
「とにかくASKAさんは汗をかきます。上にいる彼の汗が顔に落ちてくるし、私の髪の毛も汗で濡れます。というか、地肌までしみこみます」
さらには、弁護士からの「特に何も付けなかったのか?」という質問を受けて、
「はい。いつもどおりでしたら、そうです」
と、明かしたのである。
「ほぼ毎週、楽しみに来るASKAのために、彼女は毎朝ピルを飲んで避妊をしていたそうです。彼女の体から薬物反応が出たのは、あくまで覚醒剤を使用している彼の体液が原因と強調したかったのでしょう。一方で、『上にいる彼』という表現からは、そういった体位だったことが想像できます。愛情が感じられる体位ですが、彼女はASKAとの金銭授受について聞かれても、『ありません、冗談で“お金をあげようか”と言われた』と話し、あくまで2人は愛し合っていたとのスタンスを崩さなかったんです」(前出・傍聴人)
無罪を主張し、なりふりかまわない栩内被告は10月9日に保釈された。
前出・病院関係者が言う。
「9月末のことでしたが、上下ジャージという格好のASKAさんが病院の長い廊下を繰り返し行ったり来たりしていました。ただ黙ってウロウロしているだけで、まるで夢遊病患者のようでしたね」
家族やファンたちを裏切ったASKAが“禁断の悦楽”に再び思いをはせるなど許されないが‥‥。