芸能

ASKA ダルクでのクリスマスパーティで「SAY YES」を熱唱

20150122ee

 昨年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕、9月に懲役3年、執行猶予4年の判決が確定したASKA(56)。実は意外な場所で「復活」していたことがわかった!

 昨年12月中旬、薬物依存症更生施設・DARC(ダルク)が主催する恒例のクリスマスパーティが都内の区民会館で開かれた。会場には関東近郊の複数の施設の入寮者や治療プログラムに参加する外部メンバーら200人以上が集まり、軽食やフルーツなどがふるまわれる。賛美歌などの合唱が行われたほか、各施設が順に寸劇や歌などを披露していく進行となった。

 この時、壇上で進行役を務めていたのが、昨年7月に3年6カ月の刑期を終え、ダルクで更生中の田代まさし(58)である。

 パーティに参加したダルク関係者が明かす。

「田代さんは『もうすっかり元気になりました~』と軽妙なしゃべりが復活してましたね。そのノリで客席にいたASKAさんを舞台に呼び寄せたんです。実は今年は会場での撮影が禁止となっていたんですが、このサプライズのための“厳戒態勢”だったんです」

 呼びかけに素直に応じたASKAは場内がどよめく中、ステージに上った。

「客席のパイプ椅子に座ったASKAさんは精神安定剤を飲んで“処方ブレ”しているようで元気がない様子でしたが、田代さんに促されマイクを握ると持ち歌『SAY YES』を歌ったんです。もちろんうまいのは当たり前ですが、こんな場所で真面目に熱唱してくれたので感動しました」(ダルク関係者)

 まさかの“マーシー&ASKA”の異色コラボが都内で実現していたのだ。

 一方、この復帰ステージに至るまでの報じられていないASKAの治療の日々についても詳細がわかってきた。昨年夏に仮釈放を受けたASKAは千葉市内の国立病院で治療プログラムを受けていたのである。女性誌記者が説明する。

「薬物中毒者などが入るこの施錠付き病棟では毎朝6時に起床、朝食後は作業療法、ノート療法、疑似針を使った条件反射制御法などが施されます。通常1カ月で退院ですが、症状が重かったASKAは3カ月の更生プログラムを受けたようです」

 くしくも同時期にこの病院で治療を受けていた男性がASKAの様子を明かす。

「当初は閉鎖病棟内で終始うつむき、誰とも話していなかったが、徐々に回復して娯楽時間には麻雀に加わったり他の患者に歌唱指導するまでに回復しました。もっとも本人は『これ以上騒ぎを大きくしたくない。早く沈静化してほしい』と語っていましたが‥‥」

 そのあと、執行猶予付き判決を受けたASKAは、再びミュージシャンとして復活するためにダルクでの「再生」を決意したという。

 ASKAの詳しい近況について、クリスマスパーティを主催したダルク後援者を直撃すると、

「パーティはASKAさんが歌うからみんなが集まったのではなく恒例のクリスマスイベントとして開催されました。ASKAさんは薬物依存症という状況で、その一メンバーとして参加したにすぎません。田代さんもいらっしゃいましたが、芸能人だから特別視することもありません。(2人は)いつもそばにいるわけではないので健康状態まではわかりませんが、見た目はお元気な様子でしたよ」

 芸能評論家の佐々木博之氏がASKAの今後について説明する。

「槇原敬之、のりピーなど覚醒剤で逮捕されても持ち歌のあるミュージシャンは比較的容易に復帰できる。ただASKAの場合は、性のエグイ中身まで報じられてしまったので世間はそう簡単に『SAY YES』と言わないでしょう」

 本格復帰の前には“万里の河”が深く流れているようだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」