仕事モードに入っていない、隙のある一瞬にこそ性格がにじみ出る。人気有名人たちが垣間見せた、意外な素顔をレポートしよう。
かつて若い女性たちからカリスマ的な人気を誇った歌姫・浜崎あゆみ(44)。19年に半生が小説化、20年にはドラマ化されて話題を呼んだが、現在の露出は減少気味で私生活はほとんどベールに包まれている。
そこで聞こえてきたのは、都内・高級住宅街の豪邸で悠々自適の日々を過ごす様子である。
「あゆが自宅近くで犬を散歩させているところによく遭遇します。以前は多頭飼いしていたと思いますが、亡くなってしまったのか、今は小さい犬を1匹連れていますね。同じように犬を散歩させている方が挨拶すると『おはようございま~す』と返す姿は〝キレイなおばちゃん〟といった装いです」(地元民)
ご近所さんともコミュニケーションをとるなど、すっかり地元に溶け込んでいるようだが、愛犬の散歩とは別に〝恒例行事〟も見受けられるという。
「あゆはマックス松浦(所属事務所会長)の自宅があった場所の真裏に豪邸を建てたんですよね。資源ごみの日になると、アマゾンの段ボールが大量に出されていますが、いつもの光景ですね」(前出・地元民)
全盛期に名を馳せた、爆買いグセは今も健在のようである。 続いては、AKB48の絶対エースだった前田敦子(32)。19年に、後に離婚する夫・勝地涼に対し路上で〝鬼の形相〟を見せる姿を報じられ、女王様気質やヒステリックなイメージが一部でついてしまったが、映像作品の撮影現場で彼女を目撃した美術スタッフはこう明かす。
「いやいや、実際に会うとスタッフへの挨拶もきちんとしているし、物腰もソフト。ツンと澄ましているタイプが多い人気女優の中にあって、笑顔を見せていることが多い部類です。子供がいるとは思えないほどスタイルがいいのも印象的だった。少し疲れていたのか、撮影の合間にうたた寝していて、無防備なその寝顔もかわいかったです」
最近はドラマや映画の露出も増えているが、体型とは対照的に性格が丸くなった証左かもしれない。
今年2月に乃木坂46を卒業した、秋元真夏(29)の〝神対応〟を目撃したというのは音楽業界関係者だ。
「ちょうど卒業間際だったと思うのですが、都内にあるレコード会社関連のビルの入り口あたりに立っていたら、『おはようございます!』と声をかけられました。視線を向けたら、秋元さんが足早にビルの中に入って行くところでした。帽子こそ被っていたものの、特に変装しているわけでもなかった。売れっ子アイドルなのに見ず知らずの人間にまで全方位外交できちんと挨拶する姿勢に『さすがはキャプテン!』と、いたく感心しました」
赤の他人の相手をしてくれたのは、トム・ブラウンのみちお(38)も同様だった。街角でのこんな目撃談が。
「東京・世田谷区の代田橋駅前で、深夜にみちおと遭遇しました。コンビニまでの一本道を一目散でした。よほどお腹を空かせていたのか、目当ての食料を購入してすぐに出てきました。こっちは酔っ払っていたので、話しかけたら世間話に応じてくれて。栄養補給の邪魔をしてごめんなさい」(コンビニ客)
所変わって、競馬場でひときわ異彩を放っているのが、歌手でタレントのDAIGO(45)だ。
「フジテレビの『みんなのKEIBA』の収録で、よく競馬場に来るのですが、出演前にいつもバスローブを着ているんですよ。プレスリー的というか、YAZAWA的というか。ロッカーらしくてそれはそれでいいのですが、メイク前は目がハニワのように細くて、以前もイベントなどで生の姿を何度か見たことがありますが、最初は誰だかわかりません。それでも芸能人ぶってお高くとまった様子はなく、目が合うと誰にも会釈するなどわりと礼儀正しいので、好感が持てます」(競馬メディア関係者)