昨年までリーグ2連覇したヤクルトが炎上猛攻撃を受けている。
球団公式サイトでは日々、選手の活躍する様子が写真や動画で公開されており、ファンへの情報発信を行っている。スポーツ紙デスクが言う。
「問題になったのは、8月13日の阪神戦でリリーフ登板した今野龍太投手の写真です。写真紹介コーナーで『好リリーフを見せました』というキャプションがつけられていました。確かに2回を無失点で切り抜けましたが、阪神の梅野隆太郎に死球を与えて途中交代させた。診察の結果、左手首を骨折し、長期離脱することになったのです。それを無視して称えたものだから、批判が殺到。球団もバツが悪いと思ったのか、慌てて削除している」
阪神は7月にも近本光司が巨人・高梨雄平から脇腹に死球を食らったが、その後、高梨がSNSで「今日もないぴ」と謝罪をすっ飛ばしたツイートをした。これに虎党が激怒した経緯があるのだ。ちなみに今シーズンの与死球の数は、最小の広島が31に対し、ヤクルトはワーストの48を数える。
「ヤクルトは5月20日のDeNA戦で宮崎敏郎、牧秀悟、佐野恵太の主力打者に死球を与えています。試合終盤の7回にぶつけられた宮崎は激怒して投手に詰め寄ったため、両軍ベンチから選手やコーチが飛び出す乱闘騒ぎに発展。高津臣吾監督は『わざとぶつけているわけではないので、申し訳ないというのと、勝負の世界であれですけど、攻めている結果だと思う』と釈明。現場もバックオフィスもこのノリでは、また揉め事が起きそう」(セ・リーグ球団関係者)
2年連続リーグ覇者にとって、なんとも後味の悪い状況が続くのだった。