セ・リーグ最下位の中日は8月20日のヤクルト戦に0-1で負けて、ビジターの試合の連敗が12に伸びた。
前回登板した8月13日の広島戦で9回をノーヒットノーランで締めくくった柳裕也がこの日、先発。8回1失点と抑えたが、打線の援護に見放され、9敗目を喫した。球団関係が言う。
「チームの課題は明らかに得点力不足。投手のモチベーションは完全に落ちている。そのうち野手をヤリ玉に挙げて、選手同士でぎくしゃくしそう…」
だがその原因は、立浪和義監督にある。なにしろ「点が取れる打線ではない」と認めた上で、
「それが結果にはっきりと繋がっている。なんとか残り試合で改善していかないといけないですね。ずっと課題です」
と言うが、立浪監督には課題がないのかといえば、
「そんなことは全くない」
と反論する先の球団関係者がブチまけるのは、
「選手のモチベーションを削ぐ発言が、とにかく多いんですよ。球場で挨拶したところで『こんにちは、おバカさん』と完全に上から目線で暴言を吐かれたりする。監督の意識は知りませんけど、あんな人、誰もついていきませんよ」
もはや選手たちが「やってられない!」と暴動を起こすのも時間の問題となってきた。