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中日・立浪監督の「二の舞」も…阪神・岡田新監督「厳格野球」が招く賛否の激流

 プロ野球・阪神タイガースの第35代監督の就任が内定した、岡田彰布氏。

 すでに新生岡田阪神の組閣もほぼ固まりつつあり、1軍ヘッドコーチには平田勝男2軍監督、2軍監督には和田豊テクニカルアドバイザー(TA)が就任するという。

 岡田氏は現在の阪神に「緩さを感じる」と明言しており、早くも「試合中に笑うこと」「乱れたユニフォームの着こなし」などを問題視。また、本塁打が出た後、ベンチ前で選手に掛けられる「虎メダル」についても、「選手にメダルを掛ける時間があれば、俺は次のことを考えるな」などとコメントしており、廃止される可能性が高いとされる。

 こうした岡田氏の姿勢に、ファンの見解はどうか。「今季は闘う姿勢が見られない場面が多々あった。岡田監督になって緊張感出てくるんじゃないかな」とする期待の声に交じって「あまり厳しくすると今どきの若い選手はついてこない。委縮するのが一番マズいよ」の指摘もあるのだ。スポーツライターは、次のように評する。

「かつては不甲斐ない選手に『鉄拳制裁』を食らわせた星野仙一監督や古葉竹識監督のような名将がいたものの、今の若い選手のほとんどは、そうした接し方が通用しません。岡田氏がどのぐらいチームを引き締めるのかはシーズンが始まってみないと分かりませんが、前回の阪神監督時代(2004年~2008年)とはまた選手の持つ感覚が変わっているだけに、どう操縦するか見ものですね」

 そういえば中日の立浪和義監督は昨年の就任時、選手の身だしなみを重視するなど厳しい姿勢を見せていたが、結果的に最下位に終わっている。阪神ファンとしては二の舞にならないことを願うばかりだろう。

(ケン高田)

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