第19回世界陸上ブダペスト大会の女子やり投げで、北口榛花(25)が金メダルに輝き脚光を浴びている。
北口は8月25日に行われた決勝の最終6本目の投てきで66メートル73を記録し、4位から一気に大逆転して優勝を飾った。試合後、満面の笑みで喜びを露わにする北口に、ネット上では「結婚したい!」という声が続出したのだ。
愛嬌のある顔立ちと周囲を幸せにする「北口スマイル」ばかりに話題が集まっているが、ポテンシャルは幼い頃から相当高い。北海道旭川生まれの彼女は小学生時代、バドミントンで全国大会団体優勝。中学に進学すると今度は水泳で全国大会に出場。また、偏差値67という道内で屈指の進学校・旭川東高校に進み、クラブ顧問に誘われ陸上競技部に入部するや、やり投げ歴たった2カ月にもかかわらず北海道大会で優勝。2年時にはインターハイを制覇している。
スポーツライターが語る。
「北口は日本大学時代に単身チェコへわたり、同国のジュニアコーチをしていたデイビッド・セケラック氏に師事。チェコ語もペラペラでまさに文武両道を地でいっています。あまりにも完璧なアスリートのため、ネット上では勝手にエンゼルスの大谷翔平の新たな『結婚相手』候補にまで浮上しています。実際、この2人の間に子どもであれば超ハイスペックなアスリートに成長するのは間違いないでしょうが(笑)」
身長179センチ、体重86キロの立派な体躯は、外国人選手にも決して見劣りすることはない。来年のパリ五輪ではもちろん、優勝の筆頭候補。北口に「お姫様抱っこ」されたい男性はさらに増えそうだ。
(ケン高田)