知人女性に性的暴行をしたとして、強制性交の疑いで書類送検されていたプロ野球・西武の山川穂高内野手が、嫌疑不十分で不起訴処分となった。
東京地検は「犯行を認めるに足りる証拠はなかった」としており、今後、山川が刑事処分を受けることはなくなった。ただ一方で相手女性とはいまだに示談が成立しておらず、もし民事訴訟された場合は問題が長期化する可能性もある。
そん中で気になるのは、プロ野球のシーズンが残り少なくなった今季、山川が1軍に復帰できるかだろう。
スポーツライターが語る。
「現在、西武は最下位で、Aクラス入りはかなり厳しい。山川は3軍で調整を続けいつでもプレイできる準備はしているでしょうが、チームとしては無理に呼ぶ必要もない。恐らくシーズン終了まで1軍に上がることはないでしょう。一方で、球団が国内FA権をあえて取得させ、来季、他チームに移籍した後の人的補償を得るというプランも考えられる。いずれにせよ、西武がファンの心象を重視すれば、山川が来季他チームのユニフォームを着ている可能性は高そうです」
一部関係者の間では、トレードで巨人入りするのではないかという仰天計画も囁かれている。
「日本ハムで問題を起こした中田翔を引き取った原辰徳監督ぐらいしか、西武の渡辺久信GMにとって頼みどころがないという話。ただ、実力的には問題はないものの、いくら原監督がOKを出しても球団が簡単には首を縦に振らないでしょう。理由は坂本勇人の女性問題の処理で懲りているため。もし巨人に入るようなことがあれば、坂本とともに『スキャンダル兄弟』としてまたもやヤジが飛ぶことは間違いありません」
まずは山川の意向を聞きたい。
(ケン高田)