ジャニー喜多川氏の性暴行スキャンダルで、「再発防止特別チーム」による数々の厳しい提言を突き付けられたジャニーズ事務所。ジャニー氏の性嗜好異常、性暴行行為の隠蔽などを指摘され、藤島ジュリー景子社長の辞任も要求された。
そんな中で飛び出したのが、まさかの「未成年連れ込みスキャンダル」。8月29日配信の「文春オンライン」が報じたところによれば、子供向けバラエティー番組「おはスタ」(テレビ東京系)のレギュラーを突然8月28日に卒業した、お笑いタレント・アイクぬわらが、共演する未成年の「おはガール」Aさんを「仕事の相談に乗る」という理由で、自宅に連れ込んでいた。
それはわかっているだけで5回あり、午後9時から11時という遅い時間。Aさんの保護者が「同じ番組に出演させたくない」と、番組スタッフにクレームを入れたとされる。
ぬわらは所属事務所の聞き取り調査に対し、「自宅には呼んだが、わいせつなことはしていない」と釈明しているという。
「おはスタ」にはハライチ・岩井勇気が「ネオサイボーグ・イワーイ」としてレギュラー出演しているが、岩井も過去に、ぬわらの行動に激怒したことがあった。
岩井がラジオ番組で明かしたのは、多くの子供が集まる「おはスタ」の公開イベントで「ぬわらにジャンケンで勝ったら商品を貰える」という企画が行われた件だ。ぬわらは「チョキを出しますよー!」と最初に予告し、隣にいた岩井も「チョキだって。何が勝てるかな~」と一緒に子供たちに呼びかけた ところが、ぬわらが出したのは、パーだった。彼の言葉を信じた9割の子供が脱落してしまったという。
ステージでは必死に怒りを抑えた岩井だったが、ラジオ番組ではこの「最低行為」に大爆発。
「(年齢層が幅広い営業ならまだしも)正直にやった子供が嫌な思いするようなことを『おはスタ』のステージでやるなよ! なんでわかんないの。何年『おはスタ』やってんの。だから子供に人気ないんだよ、お前!」
テレビ関係者が言う。
「今回の連れ込みが表沙汰になる前から、ぬわらは共演者から厳しい目を向けられていたのかもしれませんね」
たとえわいせつな行為がなかったとしても、ぬわらが今後、子供と一緒に仕事をすることは難しいだろう。