「24時間テレビ46 愛は地球を救う」(8月26・27日、日本テレビ系)の平均視聴率は、世帯11.3%、個人6.6%だった。日本テレビ関係者は、
「以前のように、事前のプロモーションをガンガンやれなくなったのが痛かった」
と頭を抱えるが、最大の要因は、性暴力スキャンダルに揺れるジャニーズ事務所のタレントを相変わらず前面に押し出して、番組に出演させたことにある。さる系列局幹部が憤る。
「募金会場で『なんでジャニーズタレントを出すんだ!』と苦情を伝える視聴者がいたと聞いています。チャリティーを掲げていながら、そんなふうに番組がヤジられるなんて…」
別の系列局関係者も言う。
「一部の局はローカルパートにジャニタレを今年も出演させていましたが、とにかく警備費がかかって仕方がない。ジャニヲタは最寄り駅、テレビ局、会場に集結してしまうし、周囲の道路を汚したり、店舗に迷惑がかかっているところも。それでも視聴率が取れればいいが、今年は系列ローカル局も厳しい数字が並んだ。これならもうジャニタレはいらない」
身内からもノーを突きつけられたジャニーズタレントの受難は続く。