矢口がテレビ復帰を果たした翌日、同じ「ミニモニ。」のメンバーだった加護亜依(26)の芸能活動に暗雲が垂れこめ始めた。夫に逮捕状が出されていることが判明したのだ。はたして、結成したばかりのガールズユニットの行方は‥‥?
10月24日の産経新聞社会面に〈加護さん夫に逮捕状〉という大きな見出しが躍った。矢口の「ミヤネ屋」出演の翌日に、元モー娘メンバーで明暗が分かれた形だ。
この記事によれば、昨年9月に加護の夫である会社役員A氏(47)は、山口組系幹部とともに知人男性に約250万円を融資。法定金利以上の不当な利益を得た出資法違反の疑いが持たれているという。すでに幹部は警視庁荒川署に逮捕されており、加護の夫も行方を追っていると伝えた。
社会部記者が話す。
「被害者と幹部との間を取り持ったのがA氏だったようです。一方で、この被害者も元ヤクザだそうで、ヤクザから借金すれば、法定金利もクソもないことはわかっていたはず。しかも、A氏が被害者に脅迫されたという被害届も出されているので、起訴に至るか微妙な案件。そのため、警視庁のほうでも、A氏が数日中に出頭すると見ています」
先に逮捕された幹部は、山口組の司忍六代目の出身母体である三代目弘道会小松組の幹部だという。当局が壊滅を目指す弘道会、しかも東京に根を張る小松組である。警視庁にとっては天敵とも呼べる相手で、その攻防にA氏も巻き込まれたとも言える。
「しかし、A氏の逮捕は2回目です。11年9月にも恐喝未遂容疑で逮捕されています。この事件は、融資をしていた男性が返済を迫ったところ、A氏が『俺のバックには弘道会がいる』と威圧したという容疑でした。この時は処分保留となりましたが、警視庁にしてみれば、2回目の逮捕は本当にA氏と弘道会の関係があったことを示すだけでも成果があったと言えるでしょう」(社会部記者)
当局の意図はともかく、逮捕状は執行された。身柄拘束されるのは確実で、A氏は逮捕される可能性が高い。
そうなると、心配なのは加護である。前回のA氏の逮捕では、身重でありながら事情聴取を受けていた。
芸能記者が言う。
「A氏は1週間ほど自宅に帰っていなかったらしく、加護はひどく動揺しているそうです。加護が中心となり、今年2月に始動させたガールズユニット『ガールズビート!!』では、2回目のオーディション合格者に加入を辞退されるという事態に見舞われながらも、セカンドシングルの発売までこぎつけたのですが、11月2日の発売イベントも中止を決断しました。このまま活動休止になる可能性も否定できません」
前回のA氏の逮捕時に、加護は自責の念に駆られて、「リストカット騒動」を起こしている。その時は病院に缶詰状態にされた。今回も再び入院ということもありうるのだ。
芸能評論家の三杉武氏がこう話す。
「これまでの芸能生活を見ればわかるように、加護は男性への依存度が高いタイプの女で、夫の逮捕で加護のほうに不安が寄せられるのもわかる話です。しかし、すでに加護も一児の母なのですから、夫の不在ぐらいでガタついている場合ではないことは、本人もわかっているはず」
ガールズビート!!のセカンドシングルのタイトルは「まだ、やれる」。意味深ではあるが、こう言いたい。加護ちゃんならまだ「まだ、やれる」はずだ!