芸能

長瀬智也を誹謗中傷する人たちとジャニー喜多川に共通する「危ない病名」

「誹謗中傷が減って、寂しいですよ」

 強烈な皮肉を込めた声の主は、元TOKIO・長瀬智也だ。8月30日に自身のインスタグラムを更新すると、髭をたくわえたワイルドな顔のアップショットとともに、誹謗中傷に対する独自の見解を表明した。

 長瀬のインスタはコメントが制限されているが、「#誹謗中傷にも感謝」「#よわいものいじめ」「#ぜったいに許さないよ」というハッシュタグを添えた投稿には、23万人以上が「いいね」をつけている。女性誌記者が言う。

「長瀬がインスタをアップしたのは、ジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害を、外部専門家による再発防止特別チームが事実認定した翌日。同チームから退任すべきと名指しされた藤島ジュリー景子社長は、TOKIOと嵐の育ての親です。長瀬が言うのはTOKIOを抜けて退所した自分自身への誹謗中傷なのか、性被害を訴えた事務所の先輩後輩に向けられた誹謗中傷なのか、真意は本人にしかわかりませんが、いかにも長瀬らしい発言だと思いました」

 さらに同日、人気漫画「ゴールデンカムイ」実写版映画のメインキャストが発表された。カムイの原作ファンや長瀬ファンからは、長瀬のワイルドな風貌が「ゴールデンカムイ」の世界観にピッタリだとして、邦画復帰を望む声も。だが、この日に発表されたキャストに、長瀬の名前はなかった。

 おかげでこの日は「#長瀬智也」がトレンド入り。好意的なコメントが多数を占める一方で「犯罪者のよう」「昔の長瀬は肌がツルツルな美少年だったのに汚らしくなった」「興味を引きたいのか」などと、心無い書き込みが散見された。テレビ関係者が証言する。

「長瀬は13歳でジャニーズ事務所に入り、15歳でTOKIOのボーカルとしてデビューするという、異例のスピード出世を果たしました。長瀬より年上のジャニーズJr.を推すジャニヲタは、妬みを抱いたのです。ジャニヲタはネット上の誹謗中傷だけでなく、長瀬のドラマがヒットすると苦情メールを送るなどの、異常で執拗な攻撃を続けました。さらに事務所退所後は長瀬の一部ファンまでも態度を豹変させ、アンチをこじらせています」

 長瀬はもう44歳。いつまでたっても美少年扱いして結婚するな、ヒゲを伸ばすなと身勝手な願望を押し付けるファンの言動は、前検事総長や精神科医らで構成された外部専門家チームが指摘した「ジャニー喜多川氏の性嗜好異常」と被るものがある。

 現在、性嗜好異常には精神科領域で「性嗜好障害」という病名がつけられている。子供や有名人といった反撃しにくい対象に攻撃的行為を加えて性的な快感を覚える、性的に成熟していない人に対して性的興奮を覚える、などが症状として挙げられている。攻撃的なファンもまた、ジャニー氏と同じ病を抱えているのだろう。

 長瀬は2019年7月にジャニー氏が死去した際、以下のように追悼している。

「ありきたりな言葉を言ったらつまらないというような男だとわかってるので、僕なりに言わせていただきますが、あなたは最高です。最高以外の言葉が見つかりません。ジャニーさんはカッコ良すぎるので、たぶん地獄行きです。僕も地獄を目指している男なので、また地獄で会いましょう。それまでゆっくりお休み下さい」

(那須優子/医療ジャーナリスト)

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