ジャニー喜多川社長の死去を受けて以降、所属タレントから次々と追悼コメントが寄せられる中、ひと際異彩を放ったコメントを残し注目されているのが、TOKIOの長瀬智也だ。
その内容は、「(前略)ジャニーさんはカッコ良すぎるのでたぶん地獄行きです。僕も地獄を目指している男なのでまた地獄で会いましょう。それまでゆっくりお休みください」としたものだが、当初、ネット上では〈ジャニーさんに恨みがあったのでは?〉〈完全に頭悪いけど長瀬らしくていい〉といった“意味不明”とする指摘が多く寄せられていたのだが、徐々にこれを理解する声が広がり始めた。
「長瀬のコメントは不謹慎なわけではなく、自身が主演した2016年公開の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』のセリフを引用したもの。11日に『赤江珠緒たまむすび』(TBSラジオ)にこの映画の監督・脚本をつとめた宮藤官九郎氏が出演し、長瀬の追悼コメントに言及。『かっこいいヤツはみんな地獄に行くんだっていう設定の映画だったので』と説明し、感銘を受けていましたね」(芸能ライター)
その長瀬の現状はといえば、山口達也が抜けて以降、TOKIOのバンド活動が事実上の休止状態に不満と焦りがたまりまくっているという話もある。
「バンド活動へのこだわりが強いと言われる長瀬だけに、ジャニーズにこのまま残り続けても仕方がないという思いもあるのではないか。そうしたところへ、自分に厚い信頼を寄せてくれていたジャニー社長が死去したわけですから、長瀬としては、どう進むにしても一度ケジメをつける時期に来ていると考えているかもしれません」(夕刊紙記者)
その先は、やはり地獄なのか。