米大リーグ・レイズのワンダー・フランコ内野手に、また別の未成年少女との「不適切関係疑惑」が浮上した。
フランコはこれまで2人の未成年少女との不適切な関係が報じられ、リーグから休職扱いを受けている。ところが、30日付けの米スポーツ専門局「ESPN」に、新たに別の少女から告発状が提出されていることが報じられたのだ。フランコの母国のドミニカでは成人年齢は18歳で、成人者が未成年者と不適切な関係を持つと、刑事責任に問われる可能性がある。
スポーツライターが語る。
「今回、新たに告発状が提出されたことで、フランコを取り巻く環境はさらに悪化しました。メジャーでは2015年に性的暴行や未成年に関する共同指針が採用され、以降DVや性的暴行疑惑などで16選手が出場停止になっています。最大の日数は元ドジャースで現DeNAのトレバー・バウアー投手の324試合ですが、バウアーはその後、不服申し立てを行い194試合に軽減されている。もっともドジャースはその後、契約が残っているにもかかわらずバウアーを解雇しており、フランコも場合によってはメジャーでの選手生命が絶たれるかもしれない。となると、バウアーのように日本球界入りの可能性も出てきます」
マイナー時代から次世代のスーパースターと目されていたフランコは今季、出場制限が課せられるまで112試合に出場し打率2割8分1厘で本塁打18本と好成績を残し、WBCドミニカ代表に選出されている。スポーツライターが語る。
「フランコの本職はショート。そのため力の衰えが顕著になった坂本勇人の代わりが欲しい巨人などは、若手が育つまで単年契約をしても面白いのでは」
バウアーに次ぐバリバリのメジャーの「問題児」の日本球界入りはあるのか。
(ケン高田)