政治

小泉進次郎「福島の海でサーフィン」飛び入りで「珍発言男」の汚名返上

 福島県南相馬市で開かれた子供のためのサーフィン教室に、小泉進次郎元環境相が飛び入り参加し、一緒に海に入ってサーフィンを楽しんだ。東京電力福島第一原発の処理水海洋放出後も海は安全である、とアピールした形だ。普段は小泉氏に厳しい保守系メディアも、これには拍手喝采だ。小泉氏はサーフィン後、次のようにコメントした。

「身をもって少しでも福島の海の魅力、そしてこの処理水のことで一部の国内外の人たちからいわれなきことを言われていますけど、全くそんなことないっていうのを少しでもお伝えできればという、そんな思い」

 小泉氏はその後、9月2日に水揚げされた常陸産のヒラメの刺身に舌鼓を打った。

 政治系ユーチューバー「闇のクマさん世界のネットニュースch」は「進次郎!なんかもうお前らしくて大正解だ」と評価。環境ジャーナリストの石井孝明氏もX(旧Twitter)に「多分5年ぶりぐらいに彼を評価する(その5年前が間違っていた可能性大だが)」と投稿した。

 小泉氏はこれまで、様々な珍発言を連発している。いわく、

「気候変動問題のような大きな問題は楽しくかっこよくセクシーであるべきだ」

「30年後を考えた時に、30年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました」

「(温室効果ガス46%削減について)おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。シルエットが浮かんできたんです」

 こうした発言をこれまで批判、揶揄してきた保守系メディアの評価を一変させることに成功したのだった。

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