スポーツ

長嶋・野村・小久保・おかわり君も…低レベルの本塁打王争いは何度もあった

 どうも今年は本塁打が少ない。そう感じているプロ野球ファンは少なくないのではないか。

 セ・リーグは、巨人・岡本和真が38本で独走。DeNA・牧秀悟と昨年56本の三冠王、ヤクルト・村上宗隆が26本で続く(いずれも9月7日時点)。パ・リーグに目を向ければ、楽天・浅村栄斗とロッテのグレゴリー・ポランコが23本で並ぶ展開となっている。

 野球解説者の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネル〈エモやんの、人生ふらーりツマミグイ「江本孟紀」〉で、こう話している。

「かつてはどのチームにも4番バッター、ホームラン打者っていうイメージのバッターがいて、ある程度、本数をみんな打ってたんですよ。12球団のホームラン打者という人はね」

 40本に届きそうな岡本は別として、パ・リーグの本塁打王争いはなんとも低レベル。だが、これに反論するのは、ベテランのスポーツライターだ。

「プロ野球の歴史を紐解けば、30本を下回る本塁打王は時折、現れます。パ・リーグでは歴代3位となる6度の本塁打王になった西武・中村剛也が27本(2012年)、ダイエー(現ソフトバンク)の小久保裕紀が28本(1995年)、古くは1961年、南海(現ソフトバンク)の野村克也が29本でキングになったこともありますね。セ・リーグでも、巨人・長嶋茂雄が1958年に29本で、1961年にも28本で本塁打王タイトルを獲得しています」

 岡本がいなければ、今季はそんな様相を呈していたのだ。Bクラスが現実的になりつつある巨人ファンにとって、岡本の豪快な一発が唯一、溜飲を下げる材料なのではないか。

(所ひで/ユーチューブライター)

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