9月24日、バンテリンドームで行われた対中日戦で、巨人の岡本和真が2回に今季30号となる同点ソロホームランを放った。
巨人でシーズン30本以上を5年以上続けたのは、日本プロ野球最長となる王貞治の19年連続(62‐80年)、松井秀喜の7年連続(96‐02年)に続き、3人目の快挙だ。
しかも、先制、同点、勝ち越し、逆転といった殊勲の本塁打は今季15本目。シーズン15本以上の殊勲本塁打は岡本自身、18年と21年に続き3度目となる。3度以上は8人目で、原辰徳(現監督)、ウォーレン・クロマティに並んだ。松井秀喜の5度、長嶋茂雄の4度も射程に捉えた。
「松井秀喜がMLBに移籍して、03年から巨人で4番を任された生え抜きの日本人選手と言えば、阿部慎之助が真っ先に浮かびますが、阿部は首位打者、打点王はあっても、本塁打王を獲ったことがありません。その点、岡本は20年、21年と2年連続で本塁打と打点の2冠に輝き、松井以来の4番らしい4番打者なんです。最近では、巨人ファンでありながら、勝敗よりも、岡本の打席を気にかける岡本ファンが増えていますよ」(プロ野球ウォッチャー)
ファンの期待を裏切らないためにも、31号、さらには32号で巨人を白星に導いて欲しいものだ。
(所ひで/ユーチューブライター)