「謎の組織からパソコンのハッキング(乗っ取り)を受けている」とかねてから主張していた歌手のASKAが、先日に更新したブログで事件を振り帰り真相を明らかにしている。
事件が起きたのは2013年から14年の1年間で、この間にASKAは50曲を作曲したという。ところが、ネット経由でパソコンに侵入され、作った曲をすべて削除された。ただし消されたのはこの50曲だけで、他のデータは問題なかったそうだ。
削除されたことに怒りと悲壮感を感じたが、同時に自身の行動も問題視。
「他のハードディスクにセーブしておけばよかった」
と反省の弁を述べている。
この時作った50曲のデータは消えてしまったがイチから作り直し、少しずつ発表したという。今後も削除された曲を作り、発表する予定であると明かした。
「この『事件』はASKAが何度もブログで報告したのですが、薬物の使用で逮捕された後だったこともあって疑いの目が向けられました。ASKAも『この出来事は、約10年前に起こした事件により「妄想」とメディアにも書き立てられた』と明かしている。10年経って冷静に振り返ることができるようになったようですが、それでもまだ謎は残っていますね」(週刊誌記者)
その謎とはもちろん、何の目的でASKAの曲が削除されたのか、ということだ。
「曲を削除してもメリットはない。金銭関係のデータや交友関係の情報などであれば削除してしまいたい場合も考えられますが、わざわざハッキングして消したのが楽曲というのは、やはり理解に苦しみます」(前出・週刊誌記者)
全容が解明されるときは来るのか?
(鈴木誠)