今の日本サッカーで最も注目を集めているのは、プレミアリーグのリバプールに移籍した日本代表・遠藤航だ。8月18日、ドイツのシュトゥットガルトからリヴァプールに移籍すると、翌日のボーンマス戦に出場。その後もコンスタントにピッチに立っている。
そんな遠藤について元日本代表の田中マルクス闘莉王が自身のYouTubeチャンネルで語った。移籍について闘莉王は、
「非常に素晴らしい話。アジアの選手の評価が上がってきている。南野(拓実)選手のリバプールでの活躍はそこまでじゃなかった。次に獲得する日本人選手はどうなるかと心配していたけど、遠藤選手の総合力を含めて獲得が決まった。ドイツよりも質の高いプレミア移籍は遠藤選手にとって面白い。さらなる挑戦」
と評価。ドイツで「デュエル王」だった遠藤の守備能力に問題はなく、経験と責任感もありプレミアリーグでも通用すると太鼓判。リバプールでスタメンを確保するために必要なことは、
「センターバックのファン・ダイクの存在が大きい。彼が『遠藤がいるおかけで安心しても守れる』と言ったら影響力がすごくある。周りとの連携を勝ち取ることが大事」
と語り、優勝争いにからんでほしいとエールを送った。
クロップ監督がリーグ優勝を果たした時はチームに日本人選手がいたというジンクスがあり、遠藤選手にも期待がかかる。