ハ~イ! 皆さん!
「フェイスブック」は知っているかな? 世界中の人間と知り合うこともできるSNSサイトだ。もちろん俺も利用していて、個人的に情報を発信している。日本の皆さんには少し使いにくいかもしれないが、アメリカ人である俺にはとても使いやすいコミュニケーションツールなんだ。
このツールが、地域の民主化に大きく寄与したこともある。2010年から起こった「アラブの春」がそれだ。独裁者たちに支配されてきた人々は、通信手段として「フェイスブック」を利用したんだ。一つの国でクーデターが起こると、まず放送局が占拠されるよな。政治にとって、情報発信の能力はとても重要な要素である証拠だということだ。アラブの民主化にとっては、「フェイスブック」が情報発信ツールとなったわけだ。
今回は民主主義の仮面をかぶった「ならず者国家」や、その愚かな「国民」の話をしようと思う。
10月中旬のこと、日本の友人から俺にこんな連絡があったんだ。
「トニーさんのフェイスブックが消えてますよ」
実は、その数日前から異常なことが起こっていたんだ。1つは、俺がログインすると頻繁にセキュリティチェックを要求されていたこと。誰かが不正ログインをしようとして、システムが俺に警告していたってことだよな。
もう1つは、韓国からの大量メールだった。連中が俺に送りつけてくるメールの大半は「殺害予告」と「脅迫」だってことはこれまでも話したよな。今回も「売国奴」やら「ナチス」やら憎悪にまみれた、汚らしい言葉ばかりだった。もっとも連中は「慰安婦像」なんていう汚らしいポンコツ像を世界中に設置して喜んでいる。「汚い」ものを送りつけるのは、連中の文化と伝統なのかもしれないよな。
ここ最近、そうしたメールが来なかったんだが、突然送られるようになったってわけだ。思い当たるのは、産経新聞ソウル支局の加藤前局長の在宅起訴に関する発言だ。もちろん俺は正しいことを言ってるぜ!
「大統領の気に入らない事実を書いたら起訴するのは、ならず者のすることだ!」
なぜか連中は正しいことを言われると、決まって顔を真っ赤にして怒るんだ。これらから考えると、韓国の連中が俺のアカウントを削除したってことだろう。結局、俺はアカウントを作り直したんだ。
そこには俺が書いた多くのことや、写真があった。それは一つの「言論」だろう。つまり、連中は暴力的に他人の言論を破壊したってわけだ。情報発信のツールを奪おうともしたってことだよな。
どうやら低俗な連中に「民主主義」の意味を教えなきゃいけないようだぜ! 民主主義国家では言論には言論で戦うのが当たり前だぜ! それを破壊する連中が「野蛮人」と呼ばれるのは当然のことじゃないか? 加藤前局長の一件で、世界は韓国がタダの「ならず者国家」であることがわかったわけだが、今回の俺のことでもまた、世界に恥をさらしたってことでもある。あの国は本当に民主主義国家なのか?
また会おう!
米国と、日本の皆さんに神の祝福を!
トニー・マラーノ
◆プロフィール ★トニー・マラーノ★ 通称「テキサス親父」。49年生まれ。動画掲載サイト「ユーチューブ」で、ありとあらゆる悪や不正を軽快なトークでねじ伏せる。古きよきアメリカ保守派の視点から、極東各国への提言を行っている。仲間由紀恵のごくせん「ヤンクミ」の大ファンだ! 最新刊「テキサス親父の大正論」が好評発売中。