ハ~イ! 皆さん!
アサヒ芸能10/30号では、韓国が産経新聞の前ソウル支局長を「拘束」したことが書かれている。俺は夕刊フジでも連載を持っているが、前支局長は以前そこで記者をしていたそうじゃないか。無事に解放されることを願っているぜ!
8日にはアメリカ国務省のサキ報道官が、こうコメントをした。
「韓国の法律に懸念を有している」
「(米政府は)言論と表現の自由を支持している」
俺は米民主党が大嫌いだが、これには賛成したい。アメリカが姿勢を明らかにしたことで、韓国は世界にこう思われることになったわけだ。
「法治もなければ民主主義もない。先進国ではない」
反対に、産経新聞は保守系メディアとしての評価をいっそう上げたことにもなる。
つまり、連中はみずからの恥をさらして、敵を助けているってわけだ。自分たちがやったことが、自分たちに返ってくる──デキの悪いジョークをまた韓国が見せてくれたってことだろう。前局長のご家族や、同僚の皆さんにはつらい時間だろう。せめて日本の皆さんは、韓国のコントを哀れみながら笑ってやってほしい。
ところで「戦犯旗」という言葉をご存じだろうか? こんな言葉は世界のどこにもない。韓国人が、旭日旗を攻撃するために作った言葉なんだ。韓国人が「旭日旗」を問題にしたのは、11年のサッカーアジア杯からだ。韓国の代表選手が、恥知らずにも猿のマネをして日本人を侮辱した。FIFAからの懲罰を恐れた連中は、こう言い訳をしたんだ。
「観客席に旧日本軍が使用した旭日旗があった!」
それを見て怒りで我を忘れたって言うんだぜ! 試合中はニコニコしてたけどな。
以来、韓国人は「旭日旗」が日本攻撃の材料になると思い込んだんだ。世界中で「旭日旗」を見ると大騒ぎするようになった。チョコレートの宣伝が似ているって理由で騒ぐくらいだぜ! これほどクレイジーな反応を見せているってことは、太陽にも文句を言い始めるんじゃないか? 「旭日旗そのものだから消えろ」ってな。
調べてみると旭日旗は、確かに日本軍の旗だった。しかし、占領軍がその使用を禁止したわけじゃない。敗戦によって日本軍は解体させられ、それに伴って使用しなくなっただけなんだ。だから54年に陸上自衛隊と海上自衛隊が発足した時、すぐに旭日旗は復活したよな。
もし連中がそれほどまでに「旭日旗」を憎んでいるとしたら、この時点から怒っていなければおかしいんじゃないか?
何より自衛隊は米軍と合同演習を行っているよな? つまりアメリカは「旭日旗」の使用を認めているってわけだ。欧米で旭日旗は、日本をイメージさせるデザインとして使われることが多いんだ。それを見るたびに韓国人は文句を言って使用停止に追い込んでいる。連中は愉快かもしれないが、やられた人たちはこう思うんだぜ。
「やっかいな韓国人とは一切関わりたくない」
自分たちのせいで世界から孤立するという、デキの悪いコントが繰り返されているってわけだ。
また会おう!
米国と、日本の皆さんに神の祝福を!
トニー・マラーノ
◆プロフィール ★トニー・マラーノ★ 通称「テキサス親父」。49年生まれ。動画掲載サイト「ユーチューブ」で、ありとあらゆる悪や不正を軽快なトークでねじ伏せる。古きよきアメリカ保守派の視点から、極東各国への提言を行っている。仲間由紀恵のごくせん「ヤンクミ」の大ファンだ! 最新刊「テキサス親父の大正論」が好評発売中。