まだまだ残暑厳しい季節ながら、すでに首筋がサムくなってきたNG選手が目白押し。侍ジャパンの代打の切り札としてWBC優勝に貢献するも、今年5月に強制性交疑惑が発覚。一転してどん底のシーズンを過ごしているあの男を筆頭に、チームの足を引っ張るスター選手たちが大量粛清されそうなのだ。
故障者特例措置で国内FA権を取得した西武の山川穂高 (31)だが、「例の一件」で、西武とソフトバンクの一騎打ちと見られたオフの「どすこい争奪戦」が立ち消えになりそうだ。
「発覚後も『終身雇用するから残ってくれ』という 声はあった。が、示談を勧める球団に対して山川は『美人局だ』と決めつけ自分で弁護士を依頼し、信頼関係がガタガタになりました。実は特例措置をNPBに掛け合ったのは選手会ではなく球団で、理由は穏便にFA移籍させて厄介払いしたかったからなんですよ」(パ・リーグ関係者)
二の足を踏むのは他球団も同様で、ソフトバンクは一気に手を引いた、とスポーツ紙デスクが明かす。
「実は王貞治会長(83)は、昔ながらのスター選手の遊びっぷりを見てきたため『結果で見返せばいい』というスタンスなのですが、いかんせん騒動の性質とその後の対応の拙さでフロントからNGが出た。他に獲得の噂が出た球団も、巨人は次世代の四番候補・秋広優人(21)の成長を妨げると敬遠。中日は日本ハムから移籍の宇佐見真吾(30)が立浪和義監督(54)の大のお気に入りで、一塁手が不要と言われています」
身から出た錆で踏んだり蹴ったりの山川だが、以前からそんな未来を本人がすでに予見していた、という説がある。山川は毎年オフ、地元に帰ると沖縄ユタ(沖縄の民間霊媒師の総称)に占ってもらうのが恒例になっているのだが、
「18年オフに『今がピークで、だんだん下降線をたどる』と言われたそうです。それで翌年オフ、直訴して現楽天の浅村栄斗(32)がつけていた『背番号3』に変えてもらった。転落を見越した、思い出作りのための1桁番号ゲットだったというんです。案の定、20、21年とケガもあって成績は低迷した。22年に二冠王を獲得して占い結果を払拭するチャンスを手繰り寄せたのですが‥‥。3番はあの清原和博氏(56)の番号でもあり、これは『背番号3の呪い』と言っていいでしょう」(パ関係者)
山川以降にいわく付きの背番号を欲しがる選手がいるとも思えず、選択肢としては外国人に与えるぐらいで、半永久欠番になりそうだという。さらには、こんなウルトラCの秘策まで飛び出した。
「山川を一貫して擁護する後ろ盾は、出身校の富士大学・青木久典元監督。現在は北海道で社会人軟式野球部の監督を務めています。そこには同大の後輩で元西武の18番、多和田真三郎氏(30)も所属。立ち行かなくなれば、軟式野球転身も‥‥」(球界関係者)
プロ球界から押し出されるのは避けられそうもないか。