ペナントレース中も自らのYouTubeチャンネルを更新し続け、数々の動画を公開。Bクラスに沈む巨人にあって、コーチ業とYouTuberの「兼務」については賛否あるのが、大久保博元打撃チーフコーチだ。
とはいえ、多忙かつ重責を伴うコーチ職にあっては、数本の過去動画を一本化し、「イッキ見」と題して再投稿するなど、チャンネル運営に苦慮する様子も見てとれる。
そんな大久保コーチが新たな可能性を模索してか、異色の動画を上げたのが、9月18日から20日にかけての4本だった。
登場したのは、心霊系YouTuberとしても活動しているお笑いコンビ「ナナフシギ」。彼らのYouTubeチャンネル〈ナナフシギ【公式】〉の登録者数は23万人と、なかなかの人気ぶりである。そして動画の中身はもちろん、怖い話だ。
ところがこの「奇襲作戦」は失敗に終わったようで、視聴回数は初回こそ1万を超えたものの、以降の3回は数千回どまり。
「通常は5万回前後ですから、視聴者の関心の低さが窺えますね。大久保コーチから聞きたいのはやはり野球の話であり、Bクラスに甘んじている巨人の現状や今後についてでしょう。CS進出に向けて1敗も許されない状況下、怖い話ながらも大久保コーチが笑いを交えて投稿したことには『このタイミングで…これぞ本当のナナフシギ』との声が相次いでいます」(ネットライター)
最後のスパートに入ったところで、巨人ナインに強い気持ちを注入する動画でもいいのでは。
(所ひで/ユーチューブライター)