まだまだ炎上状態が続くジャニーズ事務所。事態の収束どころか、藤島ジュリー景子前社長に新たな疑惑が次々と浮上したことも影響してか、ついにNHKが大晦日の紅白歌合戦へのジャニーズ歌手の出場が「ゼロ」になる見込みであることを発表している。
特に心証を悪くしたのは、東山紀之、井ノ原快彦とともに臨んだ関係の3日後に、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)への圧力とも取れる発言をしていたことが、ジャーナリストの青木理氏によって暴露されたことだろう。
「番組サイドがジャニーズへの忖度から解放され、さっそく某人気男性ボーカルユニットを番組に出演させることをジュリー氏に通告したところ、『今回はしょうがないと思いますけど、これがずっと続くようだったら対応を考えます』と言ったという話でした」(芸能記者)
これは青木氏が某テレビ局幹部から聞いた話としてYouTubeで語られたものだが、この話が事実であれば、母親のメリー喜多川がメディアを牛耳ってきた手法をジュリー氏が繰り返していたことになる。
「ジュリーは、メリーに比べてマジメで大人しい性格の常識人で、こうした強引なやり方ができないタイプとも言われていましたから驚きました。しかも、この状況下でまだ圧力ととられかねない発言をしていたとなると、性加害問題がこんなにも炎上する前はもっと当たり前に行われていたと考えられます」(前出・芸能記者)
本当にタレントのことを思うなら、きっぱりと会社と決別するべきだろう。
(露口正義)