あの松平健がなんと、少女漫画雑誌に登場した。「ちゃお」11月号で「人生の大先輩 松平健さんがちゃおっ娘のおなやみビバ☆成敗!!」と題して、グラビアインタビュー記事が掲載されているのだ。ここで10歳前後の女の子たちからの様々な質問や悩みを、うまくさばいている。「勉強ってやる意味ありますか」という質問には、
「意味のないことはないです。でも嫌いならしょうがないね。好きなことを伸ばしていこう。いろんなことに挑戦して、『やってみたら楽しかった!』ということを見つけていくといいですよね」
あるいは「友だちとケンカしたけど仲直りできません」という悩みにもズバリ。
「謝るのは難しいことだけど、さっさと謝りましょう。あまり意地を張らないことです」
驚くべきは「ゆめかわViva&Loveマツケンサンバ恋叶おまじないシール」なる付録がついていること。恋愛運がアップするのだといい、マツケンサンバ姿の松平がシールになっている。69歳のオヤジが10歳の女の子の恋愛を導く…なんともシュールで不思議な取り合わせなのである。
「そういえば、7月に『週刊女性』が特別付録としてマツケンシールをとじ込んだところ、そのシール欲しさに売り上げがアップしたという現象が起きたばかり。開運系でした。東京・渋谷パルコ(5月から7月)と大阪・心斎橋パルコ(8月から9月)で、期間限定で開店したカフェ『ビバ~マツケンサンバⅡワールドカフェ~オレ!』も大盛況だった。こちらも『ご利益があるかも』というフレコミでした」(エンタメライター)
今回の「ちゃお」での悩み相談については、
「読者にとっては人生の大先輩というより、お父さん的な位置付け。自分のお父さんに『さっさと謝れ』と言われても反発してしまうでしょうが、豪華絢爛な衣装を着たマツケンの、サンバのノリの言葉だから、すんなり受け入れられるんでしょう」(前出・エンタメライター)
世のお父さん達は今後、娘にアドバイスする際には、サンバのリズムで軽快に話すべし。ビバッ!
(小津うゆ)