今や両者ともに結婚して落ち着き、共演NGの事態も緩和されたのではないかと思われるのは、北川景子(37)と石原さとみ(36)である。しかし、キー局のドラマをキャスティングするスタッフは嘆く。
「09年に北川とデート報道があった山下智久(38)と石原は17年に半同棲疑惑を報じられています。交際当初に石原が北川に強いライバル心を抱いていて、NG指定した。今や過去のことですが、わざわざ共演させることはないようですね」
北川においては、本人同士の確執はないにもかかわらず、キャスティングサイドが〝混ぜると危険〟と指定した相手がいるという。
「13年に公開された映画『ルームメイト』(東映)で共演した深田恭子です(40)。人気女優の初共演ということで大々的に宣伝されました。しかし製作費に見合う興行収入が得られず、業界内では2人の合体は〝大失敗〟とのイメージが広まってしまったんです」(キャスティングスタッフ)
のほほんとしたイメージを持たれている綾瀬はるか(38)にも、男を巡る確執でNGの相手がいるという。
「21年にフライデーが、綾瀬と佐藤健(34)がスペシャルドラマのロケ帰りに新幹線で一緒に帰京する姿をキャッチした。電撃婚も近いと言われています。その佐藤は共演者キラーの異名を持ちますが、同年に綾瀬と激写される前、映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(ワーナー・ブラザース映画)で共演した有村架純(30)にゾッコンとなってしまった。付き合いたいとまで迫ったが、相手にされませんでした。そんな佐藤の気持ちを綾瀬は知ってしまった。有村を勝手にライバル視して、作品での共演はNGにしているそうです」(芸能プロ関係者)
付き合ってもいない相手にNG指定を突きつけるとは、穏やかではない。
過去を振り返れば、綾瀬は14年に松坂桃李(34)との熱愛報道が流れた。しかし松坂は、20年に戸田恵梨香(35)と結婚している。
「この結婚を機に、綾瀬が戸田をNG指定に。過去には共演作もあった2人ですが、その後は一度もありません。綾瀬サイドは過去の熱愛話が再燃することを嫌いますから、今後も共演NGは続くでしょう」(キャスティングスタッフ)