史上初の3年連続Jリーグ得点王に輝き、191得点のJ1通算最多得点記録を保持する元日本代表の大久保嘉人はやはり「持っている」ことが明らかになった。10月14日放送の「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅」(テレビ東京系・土スぺ)で奇跡を連発したのである。
この旅はタクシーに乗ってギリギリ5000円の所で車を降り、次々と乗り換えて目的地を目指すルール。タクシー運転手の名前に1から10までの漢数字が入っていれば、数字に1000を掛けた金額分だけ先に進める。例えば名前が「三郎」であれば、5000円に3000円をプラスし、ギリギリ8000円の所まで行けるというわけだ。
千原と大久保は1台目のタクシーでいきなりお名前ボーナス2000円をゲット。さらに2日目の1台目で1000円、2台目で再び1000円のボーナスを獲得した。こんな強運の持ち主はこれまでいなかったとテレビ誌記者は言う。
「『お名前ボーナス』は出ても1回というのがほとんど。哀川翔の回は1度もありませんでした。それが3回とは、大久保は強運の持ち主です。前回のゲストの卓球金メダリストの水谷隼は4回のボーナスを出していますが、大久保は連続で出した。見事なハットトリックです(笑)」
大久保は運の強さをさらに発揮する。山形県総合運動公園内にあるジェラート店に向かうことになったが、店があるのはタクシーで3000円ほどの場所。この場合、店を通り過ぎて5000円の所まで行き、歩いて戻ってくることになる。ところが大久保は渋滞に巻き込まれて料金が加算され、オーバーしたのは1000円ほどで済んだ。
「この渋滞はなんとサッカー観戦渋滞だったんです。山形県総合運動公園の中にはNDソフトスタジアム山形があり、ちょうどモンテディオ山形の試合が行われる日でした。元サッカー選手がサッカーの試合に助けられるなんて、これもまた奇跡ですよ」(前出・テレビ誌記者)
ただ、この強運を日本代表の試合で発揮してほしかったと思ったサポーターもいそうだ…。
(鈴木誠)