今年も「女子アナカレンダー」が発売される季節を迎えた。オンエア以上に着飾った局アナたちが12カ月を彩るファン必携のアイテムとなっているが、カレンダーの並びや登場順を見れば、局の〝推し〟が一目瞭然だ。果たして、24年にイチオシする「次の看板美女」とは。
フジテレビの「アナウンサーカレンダー2024」は、次期エースを明確に打ち出す中身となっている。キー局関係者が語る。
「どのアナを推しているのか、いちばんわかりやすいのが表紙の並びです。24年版は新人の原田葵アナ(23)がセンターの扱いになっている。彼女は欅坂46の出身で、現在も熱烈なファンが多い。カレンダーの売り上げを考えた営業上の理由もあるとは思いますが、エースの永島優美アナ(31)が今冬には産休に入る予定ですし、来年は原田アナを猛プッシュする年になるのは間違いないでしょう」
原田アナの超スピード出世が現実味を帯びているようだ。フジテレビ関係者がこっそりと打ち明ける。
「出るだけで数字が取れるため現場からのオファーが絶えません。10月26日放送から『ぽかぽか』の木曜レギュラーに仲間入りするばかりか、来春には『めざましテレビ』でMCを務める井上清華アナ(28)との曜日別体制で〝最年少めざましMC〟に抜擢されるという話もあります」
カレンダーに登場する月によって局側の推しランクも垣間見える。女子アナ評論家の丸山大次郎氏が解説する。
「看板アナが掲載される通例の1月には、井上アナが着物姿で登場。三田友梨佳アナ(36)の退社や山﨑夕貴アナ(36)の産休など世代交代が進む中、局の大きな期待を背負っているのがうかがえます」
年度が切り替わる春の3月と4月も、推しアナが登場するという。
「3月は宮司愛海アナ(32)を核に小澤陽子アナ(32)と新美有加アナ(31)の同期3人娘を配置。とかくスケジュールが気になる年度末に看板の宮司アナを持ってきて、同期でにぎやかすという手法ですね。4月には『FNN Live News α』などに抜擢されている松﨑涼佳アナ(24)。フレッシュさが魅力の大器です」(丸山氏)
例年、フレッシュな次世代エース候補が登場する7月には、原田アナと海老原優香アナ(29)が。
「いかに原田アナが期待されているかがわかるポジションですね。浴衣姿でかき氷を食べるアイドル然としたカットに仕上がっていますし、海老原アナは今回のカレンダーのプロデューサーを務めているので、配置権限を行使できる立場。最もおいしいポジションを選んだのでは」(キー局関係者)
今回は総勢17人が登場しているが、入社後毎年登場していた永島優美アナの不在は、気になるところだ。
「いくら産休の予定とはいえ、インスタで妊娠を発表したのが7月。その後も仕事は続けていますから、撮影に支障はなかったはずです。出産を機にフリー転身の可能性もあるのでは」(キー局関係者)