名城大学が史上初の7連覇を達成した、10月29日の「第41回全日本大学女子駅伝」。ここに「日本最速の女優」を目標に、マラソンタレントとしても活動する大阪芸術大学4年の北川星瑠(きたがわ・ひかる)が出場していた。
北川は今年3月開催の「第26回日本学生女子ハーフマラソン」を制し、さらに5月の「関西インカレ」の5000メートルと1万メートルでも優勝と、ノリにノッている美女アスリートだ。
大阪芸術大学は今回の全日本大学女子駅伝に、10回目の出場を果たした。2021、22年に2区を走り区間賞に輝いた北川の活躍を見ようとチャンネルを合わせると、映ったのは一瞬。見逃した視聴者は多かったようだ。
大阪芸術大学は21年・11位、22年・10位と順位を上げてきた。今年は8位以内に入ってのシード獲得を、北川も自身のSNSで宣言していた。
ところが3区・菅﨑南花がラスト250メートル付近でフラフラの状態となり、ラスト100メートルでは転倒するアクシデントで最下位の26位に。それでも4区・鈴木杏奈が20位で5区・北川にタスキを託し、北川は区間3位の活躍で17位に浮上した。6区・古原夏音が14位でゴールしたものの、追い上げもここまで。中継カメラは史上初の7連覇を達成した名城大学や、2位と3位の攻防を中心に追っていた。
「地元の東北福祉大学が8位で初シードを獲得した感動的なシーンも相まって、北川が映ったのはタスキの受け渡し場面ぐらいでした」(テレビ関係者)
来年1月には卒業レースとして、大阪国際女子マラソンに出場予定。北川の初フルマラソンに注目するとしよう。
(所ひで/ユーチューブライター)