本サイトが10月26日に配信した記事では「10月22日夜、ロシアのプーチン大統領が寝室で心肺停止状態に陥った」との衝撃情報を伝えた。
イギリスの複数のタブロイド紙(デイリー・ミラー、デイリー・エクスプレスなど)が相次いで報じたもので、同ニュースの引用元はSVR(ロシア対外情報庁)の元上級幹部らが運営しているとされる、テレグラムチャンネル「ゼネラルSVR(通称:SVR将軍)」。そんな中、さらなる超ド級の衝撃情報が飛び込んできた。
10月26、27日付の「SVR将軍」によれば、心肺停止状態から蘇生して静養中のプーチンが、10月26日に死亡したというのだ。超衝撃情報の概略は、以下の通りである。
●10月26日午後8時42分(モスクワ時間、以下同)、ロシア北西部のバルダイ(モスクワとサンクトペテルブルクの中間地点にある都市)の大統領邸(別荘)で静養中のプーチン大統領が死亡した
●同日午後、プーチン大統領の健康状態が急激に悪化し始めたため、夜8時頃、当直医が医師団を招集。蘇生措置を開始したが、危篤状態はついに解消せず8時42分、医師団は蘇生措置を中止し、大統領の死亡を確認した
●医師団はプーチン大統領の遺体が横たわる部屋で、大統領警護官らによって身柄を拘束され、しばらくの間、プーチンの遺体とともに、部屋に閉じ込められた
●その後、プーチン大統領の遺体は、冷凍食品などが保管されている冷凍庫に安置された
●この時、プーチン大統領に随行していたロシア連邦警護庁のドミトリー・コチュネフ長官は、モスクワにいるロシア連邦安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記と連絡を取り、プーチンの影武者を仕立てて集団指導体制に移行することを決定した
いかがだろうか。前回の心肺停止報道に続く、今回の死亡報道。プーチン大統領とクレムリン(ロシア大統領府)内の動静に詳しい国際諜報アナリストが指摘する。
「日本時間の10月31日正午現在、クレムリンはなんらの声明も出しておらず、SVR将軍報道の真偽は不明です。しかし、独裁者の危篤説や死亡説が相次いで報じられるのは、プーチン政権に終わりが近づきつつあることの証左でしょう」
クレムリンから出される今後の情報には、最大限の注意を向ける必要がある。
(石森巌)