ウクライナ軍による想定外の抵抗により、大幅に戦略変更を強いられている、残虐ロシア軍。
焦った虐殺王・プーチン大統領は、戦争協力国のベラルーシをはじめ、アルメニア、カザフスタン、タジキスタン、キルギスといった旧ソ連の国々に兵器、兵士、軍備の支援を求めた。
ところが5カ国の答えは「お断りします」だったという。
連日、ワイドショーなどでウクライナ戦争について詳細なコメントをしている筑波学院大の中村逸郎教授(ロシア政治)はこれについて「ロシア軍はもうメチャクチャ」と一刀両断した。
さらには、ロシア国内では今、兵士を短期募集しているというから、その慌てぶりがわかろうというもの。地下鉄の車内に貼り紙されたその募集内容は「18歳以上、月収5~8万円、経験不問」というものだとか。
「ちょっとした事務作業を担う学生アルバイトの募集じゃないんだから」
と苦笑するのは、軍事アナリストである。
「公に発表しているよりもはるかに多くのロシア兵士が戦死しており、何のためにこんなことをやっているのかと、士気も下がっている。攻撃を続けるため、あるいは体裁を整えるために、プーチンはもう必死なのでしょう」
これで集まらなければ、次はどんな条件で「素人兵士」をかき集めるのか──。