スポーツ専門のビデオ・オン・デマンド・サービス「DAZN」の解約方法が「面倒くさい」とネット上で物議を醸している。
「DAZN」は2016年8月から日本でサービスをスタート。プロ野球やJリーグなど130以上のコンテンツが揃い、スポーツ観戦好きの間で人気になっている。特にサッカーはJリーグのほかセリエAが視聴出来るとあって、欧州のサッカーファンにはもはやマストだ。ところが今年3月、2024年からJ3の試合を放送しないことや、月額料金を3000円から3700円に値上げすることなどを発表したことで、一時的に退会をする人が続出している。
サッカーファンの中には、お目当てのリーグが終了した段階で一時的に退会し、次のシーズンがスタートした時点で再入会するという人も多いが、とにかく退会の手続き煩雑で、ユーザーの怒りを買っている。
メディアライターが語る。
「退会手続きが煩雑なのはなにもDAZNに限ったことではありませんが、それを踏まえてもかなり面倒。スマホで退会フォームを進み『退会理由』を聞かれるのはまだしも、今度は月額プランから年間プラン変更のお伺いが提示され慰留を求められます。しかも最終的には『下記担当部署までご連絡ください』とチャットボットに誘導され、ここでまた長々と待たされる場合がある。意地でも退会させないという強い意志を感じますよ(笑)」
DAZNとしてはオフシーズンもそのままサブスクを続けてもらいたいのだろうが、ワンクリックで簡単に退会ができるようになれば、またシーズンがスタートしたときに再入会したいという視聴者も増えるのではないか。
(ケン高田)