スポーツ

元阪神・桧山進次郎が警察署長に感謝されていたファン暴徒化回避の「最終打席本塁打」

 元阪神で野球解説者の桧山進次郎氏が、11月26日放送の「マルコポロリ! 祝・阪神日本一!歴代優勝戦士ぶっちゃけSP」(カンテレ)に出演。現役最終打席で放った代打ホームランで起きた驚きのエピソードを語っていた。

 1992年のプロデビューから2013年の引退まで阪神ひと筋22年の桧山氏。阪神暗黒時代の4番を務め、晩年は「代打の神様」として活躍した桧山。

 13年10月13日のCSファーストステージ第2戦(甲子園)で広島と対戦。初戦を落とし、2戦目も最終回を2-7で迎えた。2アウトランナーなしからマートンがヒットで出塁。そこで、すでに引退を表明していた桧山氏が代打で現役最後の打席に立ち、2球目を本塁打。結局、阪神はファーストS敗退となったものの、これでファンは溜飲を下げた。

 この日は「大暴動が起こるような雰囲気で試合が始まっていた」という桧山氏。「甲子園球場が半分ぐらい真っ赤に染まったのは初めてだった。それでいて、あっさり負けるとヤバいなというのがあった」と振り返った。

 そんな中、最終回に飛び出したのが桧山氏のホームラン。桧山氏は「僕のホームランで結構タイガースファンが盛り上がってくれて」と語り、さらにこんな出来事があったという。

「次の日、荷物整理で甲子園球場に行ったら、(球団)社長とたまたま会って『ありがとうな。お前のホームランで暴動化を防げた』と。今度は会社のほうにあいさつに行ったら、警察担当の方もおられて『午前中、甲子園署に寄ったら署長が 『桧山さんのホームランで動員しなくて済んだ』とお礼言ってた』って」

「代打の神様」の置き土産といったところか。

(鈴木十朗)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論