関根勤が自身のYouTubeチャンネルで、以前、明石家さんまがノーギャラで映画に出演したことを語っていた。
関根は、視聴者から寄せられた「さんまさんが映画『丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!!』に友情出演したときにギャラが『十手』だった話が好きです」とのコメントを紹介。「これ僕知らないんですよ」と言いつつ「あの頃ね、丹波さんは凄いんですよ、やっぱり。『さんま出ろ』『タモリ出ろ』『大霊界に出ろ』ってそういう人だったからね、逆らえないんだな」と話した。続けて丹波氏について、
「カリスマ性があって何かいい人でね。『丹波さんだったらもうノーギャラでいいや、丹波さんを喜ばせよう』っていう、かわいげのある人なの。あれだけの年配のスターでかわいげがあるというふうに思う人っていないですよ」
と振り返った。
関根によれば、さんまについては関根の初監督作の映画「騒音」(2015年)にもタダで出演。撮影現場の御殿場までの高速代とガソリン代もさんま持ちで、衣装のスーツも自前だったという。
「さんまのノーギャラ出演といえば、FUNKY MONKEY BABYSのラストシングルのジャケ写とMVのほか、BEGINが中心となり沖縄で開催されたフリーライブ、間寛平の芸能生活50周年記念の東京公演などがあります。また麻雀仲間のアンジャッシュ児嶋一哉との約束で、千葉テレビ『白黒アンジャッシュ』にゲスト主演したときのギャラは4週分収録で5000円だったといいます」(芸能ライター)
さんまの懐の深さが窺える。
(鈴木十朗)