スポーツ

西野朗が「指導者向き」太鼓判でサッカー協会に猛プッシュしていた人物とは

 ガンバ大阪を初のリーグ優勝に導き、日本代表では2018年W杯ロシア大会でグループリーグ突破を成し遂げた西野朗氏。そんな名将が指導者向きで監督をやらせてみたい元選手を、播戸竜二氏のYouTubeチャンネルに出演し明らかにした。

 最も印象に残っている日本人選手を聞かれた西野氏は、

「面白くないけど明神(智和)だね」

 と即答。攻撃的なサッカーを掲げてきた西野氏が守備的な選手の明神を挙げたことを播戸氏にツッコまれると、

「明神が攻撃にまったく才能がなく影響もしてないみたいに言うけど、そんなことないんだよ。ボール保持して攻撃権があるんだからね。スキルはレイソル時代もあんまりって感じだったよ」

 と明かしたが、そんな明神氏に監督になってほしいという。

「早くなってほしいね。サッカー協会にいた時にけっこう推薦してたんだよ。育成の方を見させてもいいんじゃないかって言ってたぐらい。やってほしいよね」

 明神氏は1996年に柏レイソルに入団し、97年から柏の監督を務めた西野氏のもとで成長。柏がJ2に降格したため、2006年に西野氏が監督をしていたガンバ大阪に移籍。長く師弟関係にあった。それだけに西野氏は明神氏が監督向きであることを知っているのだろう。

 明神氏は19年に現役を引退。現在はガンバ大阪ユースのコーチを務めている。Jリーグの監督をするのに必要なS級ライセンスを取得するため、今年はS級コーチ養成講習会を受講。S級ライセンスを手にすれば、Jリーグの監督への道が開かれる。名将が「指導者向き」だとした明神氏の采配が早く見たいものだ。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論