スポーツ

西野朗が語ったW杯ロシア大会の心境!「ベルギー戦は勝ったと思った」のホンネ

 2018年、サッカーW杯ロシア大会で日本代表を指揮した西野朗氏が、負けてグループリーグ突破を決めたポーランド戦と、高速カウンターを食らって逆転負けしたベルギー戦を播戸竜二氏のYouTubeチャンネルで語った。

 ポーランド戦は1点ビハインドの後半、流れを変えるために本田圭佑を交代出場させようとしていたところ、セネガル対コロンビア戦でコロンビアが点を奪い、このスコアで試合が終了すればフェアプレーポイントで日本のグループリーグ突破が決まるという状態に。この時のことを西野氏は、

「本田も自分が行かなくてもこのままだったら通過できるっていうのをちょっと感じたらしい。でも呼んだんだけど自然と待てと。その後、横に座ってるアップしてない長谷部を呼んだ。ワールドカップの空気感の中でふっとなんか(長谷部の交代が)降りてきた」

 と振り返った。そのままのスコアで試合は終了。日本は決勝トーナメント進出を決めたが、西野采配には批判も多かった。しかし、

「翌朝のトレーニング開始時にグラウンドじゃなくて部屋に入ってくれって言って。スタッフ全員、専属シェフまで呼んだ。5万人のブーイングってすごかったの。そういう中で負けを認め、ゲームを運んだことに対して俺はもうみんなに謝った。だけど長友や本田はそんなの謝る必要ないですよって。これからですよみたいな感じ」

 とチームはまとまっていたという。

 決勝トーナメント1回戦のベルギー戦は日本が2-0とリードする展開に。勝てると思ったのではないか、と聞かれた西野氏は、

「思ったよ。思っちゃった。あの得点差(2-0)は1番危険と小さい頃から言われてたのに、俺は思ってしまった」

 と心境を明らかにした。2-0は危険な得点差という言葉どおりの逆転負け。目標としていたベスト8を逃した。もしあの時、西野監督が勝ったと思わなかったら、結果は変わっていたのかもしれない。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
2
青柳晃洋「マイナー登板でも大乱調」の暗闇…また「有原式」「上沢式」が発動されるのか
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
フジテレビ衝撃の報告書に登場する「タレントU」は「引退」を口にした!当てはまる人物は…