12月19日の販売終了日まで残りあとわずか。「1カ月もあれば、いつでも買える」とタカをくくっているうちに、買いそびれている方も多いのではないだろうか? どうせなら幸運の売り場で買うのが吉。そこで最終回は、宝くじ研究家の山口旦訓氏が、駆け込み購入に最適な「究極のツキ売り場」10店を厳選した。
「大当たりが期待できる売り場には、それなりの要因があるんですよ」
そう語るのはテレビや雑誌でおなじみの“山ちゃん”こと、山口旦訓氏だ。
「その要因とは、売り場における『時・人・事・物・場所』などに関する事柄です。例えば、その売り場にツキが来ていて、今、まさに絶好調だとしましょう。それが『時』。ただ、過去の実績や『時(ツキ)』は重要ですが、それだけでは何かもの足りない。
縁起のいい名字や評判のいい店員さんがいる『人』、発売前に神社へ出かけて開運祈願をしているなどの『事』、縁起のいい開運グッズが店頭にあるなどの『物』、サンサンと朝日が当たるところに売り場があるなどの『場所』も大事な要因です。それらが充実しているほど、大当たりへの期待を高めてくれる。つまり『絶対に当たるんだ』と信じられる売り場で買うことが大事なのです」
それら5つの要因を考慮して厳選したのが別表の10店というわけだ。
中でも山ちゃんが注目するのは、今や日本で最も有名な売り場、東京・中央区の西銀座チャンスセンター(CC)だ。
「過去7年の年末ジャンボで、46本の億超え当選が出た実績もさることながら、客へのサービスにも気を配っているところがすばらしい! 何よりのサービスは『大当たりを出すこと』と心得ているようで、ここは『人』が充実している売り場だと言えますね」
さらに、愛知・名古屋市の名駅前CCも気になる売り場の一つにあげる。
「過去7年の年末ジャンボの億超え当選は26本で、全国3位。しかし、細長い売り場窓口がいくつも並び、その店頭にある『龍の絵』が何とも壮観です。それを見るだけで『この店で買うと当たりそう!』という気がしてくる。買いに行く楽しさでは全国ナンバーワンと言えるかもしれません。『物』と『事』が充実した売り場といったところでしょう」
「物」では、京都・京都市にある地下鉄京都CCも負けていない。
「店頭にぶら下がる、長さ1メートル以上の『ジャンボ唐辛子のぬいぐるみ』が圧巻です。京都特産の万願寺唐辛子に引っ掛けた『満願寺1等辛子』ですが、買った宝くじ券でこれをさすれば、御利益いっぱいの気分になれる。過去7年の年末ジャンボの億超え当選も4本出ていて、ツキもキープしています」
昔から宝くじは“夢を買うもの”と言われている。
「だからこそ、少しでも早く購入することをオススメします。1日でも早く買えば、その分だけ夢を見る時間も長くなりますから」
それだけに夢が現実になった時の喜びもひとしおだろう。まだ購入していないという人は「究極の7億円ツキ売り場」に駆け込んでみては。