ビートたけしがダウンタウン・松本人志の女性問題について発言したことで、自らの信頼の急回復に繋がりそうだ。
たけしは1月21日の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、一連の松本人志の問題について時間を割いて取り上げた際、まずは「週刊文春」に告発した女性たちが、タクシー代として1万円に満たない金額しか渡されていないと証言していることについて「セコい。ふざけんなよな」と松本を一喝。
たけし自身は「やったことがない」という、素人を複数呼んでの飲み会で、さらに金払いが悪いことから、
「お笑いなんだから記者会見をやるべきで、『やりました』と言えばいい」
お笑い関係者は、
「松本が所属する吉本興業の芸人は今田耕司、東野幸治ら側近を筆頭に、今も松本に忖度した発言が多い。それをたけしがバッサリやったもんだから、今後もご意見番としてのニーズは出てくるでしょう」
たけしは近年、再婚した女性の影響か、ギャラにがめつくなったなどとして、
「業界内での評判はどんどん悪化していきましたが、まだズバッと発言できる貴重なタレントとして、信頼を急回復させそうです」(前出・お笑い関係者)
松本問題が思わぬ形で、お笑い界の大御所を助けることになりそうなのである。