コナミデジタルエンタテインメントの野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」(パワプロ)、「プロ野球スピリッツ」(プロスピ)の公式アンバサダーに就任したドジャースの大谷翔平。
その発表と同日、大谷は自身のインスタグラムのストーリーを更新。1枚目の画像ではソファーに座っているデコピンがパワプロくんのぬいぐるみに興味を持っている様子を、次の画像では、デコピンによって破壊されたパワプロくんの姿が写されていた。さらにそこには「@konami」のメンションも付けられ。クリックすれば同社のアカウントに飛べる仕組み。しっかり宣伝としても機能している。
この画像にSNSでは「コナミ、大谷さんの使い方うますぎる」「宣伝効果は無限大」などの声が集まり、パワプロ・プロスピ公式サイトはX(旧ツイッター)で「もう少し頑丈でワンちゃんと遊びやすいパワプロくんを準備しなきゃでやんす…!」と反応した。
ところで大谷といえば、コナミだけでなく、ドイツの高級車「ポルシェ」、高級ブランド「BOSS」などのアンバサダーを務めており、スポンサー収入でも2024年は約74億円を稼ぐと報じられている。
「大谷はスポンサー契約をしているブランドの商品をさりげなく使いこなし、自身のインスタグラム(フォロワー数706万人)やメディアなどに写り込ませるのが非常にうまい。またWBC期間中にヌートバー選手にプレゼントしたのはスポンサー契約しているセイコーの時計、昨年、ドジャースの背番号17を譲ってもらったケリー投手の奥さんにお礼としてプレゼントしたのはポルシェ、全国の小学校に寄付しているグローブは長期用具契約を結んでいるニューバランス社製。話題になるエピソードに商品を絡めるなど、かなりの宣伝上手と言えます」(エンタメ誌ライター)
これからさらに多くの企業から依頼が来そうだ。
(鈴木十朗)