今、韓国で最も人気がある女性アーティストで女優のIU(アイユー)が、1月24日に公開した公式ミュージックビデオが、日本のSNSトレンドを騒がせている。これはIUの新曲「Love wins all」の先行映像なのだが、そこにBTSのメンバー・Vが登場したからだ。
IUはウェディングドレス姿、そして相手役のBTSのVはタキシードを着て、ウェディングショットを撮影。これにアーミー(BTSファン)が沸き立っているという。
IUは韓国で「国民の妹」と呼ばれる、超ビッグスター。今年は世界18カ所をめぐるワールドツアー開催を発表し、ツアー序盤では日本にも上陸する。
「歌のレベルは高く、演技も上手い。礼儀正しい性格で、韓国で嫌いな人はいないと言われるほどアンチが見当たらない、レアな存在です。それゆえ、日本の女性ファンの支持が厚い。アーミーからは『IUちゃんだったら仕方がない』『IUと並ぶと、まるでテテ(Vの愛称)が弟に見える。いやらしくないから、まったく嫉妬しない』『2人とも美しい』などと称賛されています。テテは昨年12月に兵役に行きましたが、入隊前にこういった姿を用意していたのはさすがですね。今、リアルで活動できない中、これが魔性系の女性が相手役なら大ブーイングが起きていたでしょう。いい意味で性を感じさせないIUだったから、よかったんでしょうね」(韓国エンタメライター)
日本の女性誌では時折、「色気を引き出す」特集を組む。が、ある意味、色気は重要ではないと感じさせるIU。ワールドワイドの時代は、IUのようになりたい女性が増えるかも。
(小津うゆ)