元巨人打撃コーチのデーブ大久保氏が阪神OBの中西清起氏のYouTubeチャンネルに出演し、阪神の選手について気になる発言をしている。
昨季打率2割8分8厘、本塁打19本の4番・大山悠輔内野手について「甲子園球場ではあの成績がベスト」と言い、本塁打30本を狙うと打率2割5分を切ってしまうので、出塁率の高い今のスタイルのままでいいとした。
一方、佐藤輝明内野手に対しては、入団時に解説者として見て「こんなに楽しみな選手がいるか」と思ったという。しかしなぜか成績がパッとしない。なぜ伸びないのかと思い、阪神OBや関西の解説者に聞くと、何と「あんなに練習しないやつはいない」と返ってきたというのだ。
しかもこれを聞いた中西氏も「秋季キャンプで特守か何かに入ってたとき、途中で『明日の練習に支障をきたすので上がります』って…」とそれを裏付けるエピソードを明かし、デーブ氏も「その話聞きました」。どうやら佐藤の練習嫌いはホンモノのようだ。スポーツライターが言う。
「サトテルの練習嫌いは有名な話。昨季も交流戦で絶不調だった時期、野球評論家の高木豊氏はYouTubeで周囲から集めた情報として『アマチュア時代からの練習不足』を指摘していました。これまで能力だけでやってきたというのですが、やはり昨季の2割6分3厘の本塁打24では物足りない。改心して猛練習に励んで欲しいものです」
その時の佐藤がどれだけの潜在能力を発揮するのか、ぜひ見てみたいものだが。
(鈴木十朗)