米メジャーリーグへのポスティング移籍を訴えるなどして、キャンプ直前に契約更改を終えたロッテの佐々木朗希。2月1日の春季キャンプ初日後に取材に応じたが、今年も「徹底ガード」されるようだ。
プロ野球界にとって「お正月」のこの日はキャッチボール、長距離走などで体を動かした。吉井監督は2月後半、もしくは3月に実戦登板させる方針を固めている。佐々木本人も、
「今年はいろいろ考えながら調整できる」
と納得顔だ。渡米実現のため指揮官が大人扱いする一方で、取材対応はまだまだ「温室育ち」から抜け切れていない。テレビ局スポーツ担当プロデューサーが言う。
「今年も広報責任者立ち会いのもとでしか、佐々木の取材はできないです。勝負がかかっておらず和やかな空気があるキャンプでも同じで、勝手に取材して報道しようものなら、出入り禁止措置を取られかねない。特に今年はメジャーの一件で、球団も本人も緊張感を高めている。朗希サマのお言葉をそのまま報じるのが精いっぱいですよ」
そんな調子で称賛とバッシングの落差が激しく、百戦錬磨で乗り越えなければいけないメジャーリーグへの準備ができるのか、はなはだ疑問だが…。