中日ドラゴンズの今キャンプで圧倒的にメディア露出が多いのは、巨人から移籍した中田翔だ。キャンプ初日から中京テレビの夕方ニュースに生出演し、OBの福留孝介氏と共演した。
「中日系メディアではなく、視聴率が取れず『脱・中日ドラゴンズ』路線をいく中京テレビが初日の夕方ニュースで取り上げるなんて、かなりのレアケース。期待が高いということなのでしょうけど、言い換えれば、他に扱う生え抜き選手はいないということになります」(名古屋地区のテレビ局スタッフ)
その中田にいらぬ虫がつかないよう、球団親会社は必死にガードを固めている。
「巨人時代から中田を知るアラフォー世代の記者が自ら『中田番』を名乗り出て、日々密着。他の選手との食事のセッティングも行うなど、『内助の功』で中田にアピールしているのです。ただし、それがファンや他の選手からどう見られているのかは話が別で、快く思っていない関係者も多いと聞いています。投げた、打っただけで連日トップニュースになる飯のタネを、ただ庇いたいだけではないのか、という声も出ますからね…」(前出・テレビ局スタッフ)
選手同様、マスコミも「死守」を掲げて自己保身に走るとは。周囲から見れば、浮いているのに…。