30代の主演級女優として活躍する仲里依紗(34)と吉高由里子(35)。
大手芸能事務所「アミューズ」の同門対決は、吉高が映画「蛇にピアス」(08年、ギャガ)の艶技で悶えれば、仲はドラマ「大奥」(23年、NHK)で大胆な絡みで昇天。
一進一退のフェロモン攻防が続く中、吉高は24年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で主演の大役を摑んだ。
撮影の合間に共演者の背後に回って、足カックンやワキをこちょこちょして現場を和ませるイタズラに、スタッフも心酔している様子。ドラマ関係者がこう明かす。
「吉高さんといえば、年上にもタメ口で話すと聞いていましたが、大河の撮影現場ではすごい丁寧な方なんです。ただ、それに距離を感じてしまい寂しいと思っていたのですが、最近になって冗談交じりに年上のスタッフをタメ口でイジりだしました。もう待ってました~って感じで、男性スタッフは歓喜していましたね。また、急に共演者から離れる時があるのですが、別室に行って1人で練習しているんです。メリハリをしっかりつけていて、現場で尊敬されていますよ」
一方、仲も昨年配信のネットフリックスのドラマ「離婚しようよ」や放送中のドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)での演技が好評だ。
「どちらも宮藤官九郎が脚本に携わっています。クドカンといえばヒット作を連発していますが、実は出演を熱望する女優は少ない。要求が厳しく、なかなか納得させる演技ができません。仲はどんな役でも完璧に表現してくれるので、重宝されているのです」(民放テレビマン)
橋本環奈(25)が主演を務める24年後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」でも、ヒロインの姉で伝説のギャル役での出演が決定。
そんな仲について吉高は、
「『独自の世界観で、ジャンルが違う』と、周囲に話していたことがあった」(2人を知る芸能プロ関係者)
ある意味、白旗なのか。これで仲の右手が上がり、ガッツポーズで勝ち名乗りを受けた。